1924年パリオリンピック金メダリスト

エリック・リデル(1945年2月21日召天)

「多くの人が次善のことを熱心に追い求めているため、人生で何かが欠けています。私は人生の全てをかけるに値する最高の御方をあなたに紹介いたします。イエス・キリストです。彼は老若男女問わず全ての人の救い主で、私たちの中にある最高のものを引き出すことの出来る唯一のお方です。」

 アカデミー賞受賞映画「炎のランナー」のモデルとなったエリック・リデル、彼は宣教師である親のもと、清朝(現在の中国)天津で生まれました。5歳になると親元を離れ、ロンドン近郊の寄宿舎校で学ぶようになりました。1920年、エジンバラ大学に進学すると彼の陸上選手としての才能が開花します。そして1924年のパリ・オリンピックにおいてリデルはイギリス代表に選出されたのです。しかし、彼が得意とする100メートル走の予選が日曜日にあたるためにエントリーを断念します。彼は敬虔なクリスチャンで、日曜日は神様の日として、神様に捧げていたからです。そこでエリックは代わりに月曜に行われる400メートル走に出場することにしました。彼はこの種目での国際経験もなく、一番外側のコースという不利な条件にであったにも関わらず、世界新記録で金メダルを獲得したのです。聖書にはこう記されています。

「わたしを重んじる者をわたしは重んじ、わたしを蔑む者は軽んじられるからだ」(第一サムエル2:30)

 彼はイギリス皇太子や政府関係者が「日曜日、イギリスの栄誉のために走ってほしい!」と切に訴える願いを退けました。それは、イギリスの栄光や自分の栄誉のためではなく、神である主を第一としたからです。大学卒業後、リデルは数多のスポンサーからの申し出があったにも関わらず、それらを全て断り、天津に宣教師として戻るのであった。35年、満州事変が勃発。彼は妻子を帰国させ、単身、宣教地に留まる決断をする。しかし43年に大日本帝国軍によって山東省の敵国人収容所に抑留されることとなった。彼はそこで聖書の勉強会を開いて宣教を継続し、抑留されている10代の若者たちに福音を伝えた。「自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい(マタイ5:44)」と。45年の抑留下、彼は43歳の若さで召天した。戦後、かつての拘留下でリデルから福音を聞いた若者の一人、スティーブン・メティカフは神に導かれ来日を決意。52年、宣教師として日本に渡り、かつての「敵国人」である日本人を愛し、青森県を中心に38年間に渡って日本で神の愛を伝えました。彼はリデルから聞いた「最高の方」を信じて変えられたのです。

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